(2)舞楽・雅楽の世界へ
南都楽所 舞楽演奏会 春日大社神苑にて

奈良の 雅楽の演奏団体、南都楽所(がくそ)には クラシックの
フルート奏者から転身した アメリカ人女性がおられます。

2000年正月に NHKラジオのインタビューに答えて きっかけ、
雅楽について 話されてました。

初めて 奈良を訪れたときに、たまたま 散歩にでたら
カワイイ子供たちが ちょうちんを持っていくのに出会った…。

  その日は万燈籠の日。


スピリチュアルな感じ、そしてふるさとのような感じがしたそうです。

    そして幸運にも 正倉院に伝わる龍笛(りゅうてき)の複製品を いただく機会に恵まれた…。

 もらった時にやりたい、習いたいという気持ちが わき上がってきて、先生を探し、
 南都楽所に 所属することになったそうです。
・西洋音楽との違いについて

「 龍笛(りゅうてき)は 40cmくらいの長さで フルートに似ているけれど、
  口のかたち、息の使い方がちがいます。

そして、何より演奏しているときの ”感じ” がちがいます。

カリフォルニアの大学ではフルートを1日に 8時間から10時間 練習しましたが、
  南都楽所で その考えは変わりました。
   (もちろん基本は 練習するのですが) みんなでハーモニーをつくっていくんです。

   皆さんといっしょに演奏するときは理解できるんです。 心の中で静かなものを感じている…。
        経験するともっと感じていく…。


  音楽の流れというか、テンポが難しいです。

  南都楽所の場合、遅いテンポで始まって 少しずつ速くなる。
ヨーロッパの音楽のように 指揮者がいないのに ピッタリ合って、だんだん 速くなっていくのに
最初 ビックリしました。

・雅楽を演奏していて…

   雅楽は 演奏していて違う世界に 入るような感じ。
別の時代、むかしむかしに 入っていくような感じがします。

   昔の人は こういうことを考えていたと 感じながら
         それを 新しい人に 伝えていこうと思います。

   演奏していると 自分の心が もっともっと静かになっていって、
日常の問題、悩みを忘れて 舞楽の世界に入っていけます。


そういう音楽に 出会って ラッキーなことと思います 」
春庭花 左舞 南都楽所・舞楽演奏会
春庭花 左舞

   *   *   *   

・南都楽所は、 春日大社を始め 奈良の寺社に 舞楽・雅楽を 奉納演奏するという伝統を
1000年以上も 継承している団体です。

・雅楽のなかで 特に舞を伴うものを 舞楽といいます。


思いもかけない じ〜んとくる体験談を聞いたあと、春日大社の神苑で 5月5日に 南都楽所の演奏を
聴くことになりました。

何度も聴いて 感じをつかむようにすれば、涼風を感じるように わかるようになるそうです。

その後 機会を見つけて 聴きにいくようにしています。

日本人としては チョット恥ずかしいんですけど…、

このように 外国人が 客観的に 説明してくれると、その良さに気づき、
近づいてみようか という気になりませんか。

近ごろはやってみたい という人が増えつつあり、習える場所も 増えているそうです。

一度 ゆっくり聴きに行かれることを おすすめします。

衣装も スゴクきれいですよ!


【 わかりやすい入門書です→『雅楽への招待』  】


・春日大社 http://www.naranet.co.jp/kasugataisha/ (世界遺産)

・奈良交通 http://www.narakotsu.co.jp/index.html

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春日大社の主な演奏日程
1月15日 舞楽始式
2月節分 節分万燈籠
3月13日 春日祭
5月5日 舞楽演奏会
8月中元 中元万燈籠
9月15日 長寿祭
11月3日 舞楽演奏会
12月17日 若宮おん祭


 
     御祭神
・本殿
武甕槌命(たけみかづちのみこと)
経津主命(ふつぬしのみこと)
天児屋根命(あまのこやねのみこと)
比売神(ひめがみ)
・若宮神社
天押雲根命(あまのおしくもねのみこと)
その他摂社末社多数
狛桙(こまぼこ) 右舞 南都楽所・舞楽演奏会
     狛桙(こまぼこ) 右舞


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