趣 く ま ま に piano

(2) 森のせせらぎ (2005.08.09)



森のおく ずっと歩いていくと懐かしい

みんなが迎えてくれるよう

みんなって、ふだんは忘れていた友達たち

見あげると
梢のあいだから 太陽が光のシャワーをふりまいてくれてる

その光の波のあいだを、枝から枝へ野鳥たちが飛び交ってます
きれいなカワイイ声でさえずりながら

落ち葉を踏みしめるのは、自分だけじゃない
ちょっと向こうで
鹿の親子が立ち止まってじっとこちらを見ている

木々の香りがここちいい
ずっと昔から変わらず木陰をつくって
こんなにいい香りをプレゼントしてくれていたんだ

音はといえば、せせらぎの音だけ

ころころところがっていく柔らかい水の響き
キラキラと輝いて流れていく光の波

せせらぎのほとりに座っていると
すいーっとトンボが飛んできてすぐ近くにとまる

なんていう蝶だろう きれいな蝶もその横に

セミの声がひとしきり大きくなってまた小さくなっていく
そしてまた大きくなって…

寄せては返す波のよう
いや 森ぜんたいの大きな寝息のよう

その寝息の音とせせらぎの音にじっと耳をすませていると

自分も景色のなかに溶け込んで音になっていくようなここち

そう ここにすわっているあいだはみんな友達

僕はせせらぎの音
森のなかではみんな友達 




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